2020年8月18日 更新

知って得する実験のコツ <その1> プラスミドにクローニングができるDNA長は何kbまで?

タカラバイオでは汎用製品から他にはないユニークな製品など、数多くの製品を取り扱っています。
さらに、皆さまの研究にお役にたつ製品と実験のコツをご紹介しています。今回はクローニングに関する製品をご紹介します。

ある細胞へ目的遺伝子を導入するためには、遺伝子を挿入したプラスミドを作製する必要があります。
プラスミドに挿入できるインサートDNA のサイズに何kbまでという制限はありませんが、長鎖になるほどライゲーション効率が低下する傾向にあります。TaKaRa DNA Ligation Kit LONG(製品コード6024)は長鎖DNA のライゲーションに最適化されているため、10 kb 以上のライゲーションに威力を発揮します。
また、インサートDNA を含めたプラスミド全長が大きくなると(特に10 kb を超えると)大腸菌への形質転換効率が低くなります。さらに、大腸菌内でのプラスミド安定性も悪くなる場合があり、インサートの一部が欠失したプラスミドになる確率が高くなります。長鎖プラスミドの大腸菌形質転換には、大サイズのDNA を効率よく形質転換できるE. coli HST08 Premium Competent Cells(製品コード9128)がお勧めです。


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