2026年8月26日 更新

インターカレーター法で測定しにくいターゲットに。プローブ法という選択肢

~ Perfect Real Time サポートシステム(PRTSS)for プローブ ~

インターカレーター法でこんなお悩みはありませんか?

リアルタイムPCRのインターカレーター法による発現解析で、

「融解曲線に複数ピークが出る…」
「目的産物以外の影響が気になる…」
「類似配列を区別したい…」
「重要なターゲットだけ、より特異的に確認したい…」

そんなお悩みはありませんか?

インターカレーター法は、手軽でコストパフォーマンスに優れた検出法ですが(注1)PCR反応液中の二本鎖DNAすべてを蛍光色素で検出する方法のため、目的産物以外の非特異的増幅産物やプライマーダイマーもシグナルとして検出され、結果に影響する場合があります。

(注1)タカラバイオの「Perfect Real Time サポートシステム(PRTSS) for インターカレーター」では、TB Green検出法に最適化された設計済みプライマーを検索・注文でき、プライマー設計や条件検討の負担を軽減できます。PRTSS for インターカレーターのブログ記事はこちら

このような場合、まずはプライマー設計や反応条件の見直しが基本です。
しかし、ターゲットや測定系によっては、条件検討だけでは十分な改善につながらない場合もあります。

そんなときに選択肢となるのが、プローブ法です。
タカラバイオでは、インターカレーター法で測定結果の解釈に不安があるターゲットを、プローブ法で確認したい場合に活用できるサービスとして、「PRTSS for プローブ」をご用意しています。

特異性が気になるターゲットだけ、プローブ法で確認!

すべてのターゲットをプローブ法に変更する必要はありません。
多数のターゲットはインターカレーター法で効率よく解析し、特異性が気になるターゲットについてはプローブ法の測定系で確認する、といった使い分けがおすすめです。


✔ インターカレーター法で測定しにくいターゲットに
✔ 融解曲線の結果に不安があるときに
✔ 類似遺伝子との識別を意識したいときに
✔ 重要なターゲットだけ特異性を高めて確認したいときに

プローブ法で測定するメリット

特異性を重視した発現解析が可能

プローブ法では、プライマーとプローブの両方を用いてターゲットを検出します。
そのため、インターカレーター法で非特異増幅が疑われる場合や、目的産物以外の影響をできるだけ抑えたい場合に適しています。


発現量が少ないターゲットの確認にも有用

目的以外のシグナルを抑えやすいプローブ法は、発現量が少ないターゲットを確認したい場合にも役立つことがあります。


プライマー・プローブ設計からqPCR試薬までタカラバイオが一貫してサポート

プローブ法では、ターゲットごとのプライマー・プローブ設計が重要です。
タカラバイオでは、発現解析向けのプライマー・プローブ設計・合成サービス「PRTSS for プローブ」を提供しています。さらに、qPCR試薬までタカラバイオ製品で揃えることができ、プローブ法による測定系構築をスムーズに進められます。

PRTSS for プローブの仕様

<セット内容>

  • プライマー 2本(Forward、Reverse)
    • - カートリッジ精製、3.0 OD保証、凍結乾燥品
  • プローブ  1本:
    • - HPLC精製、1.5 OD保証、凍結乾燥品(遮光チューブ)
    • - FAM-BHQ1修飾
  • 合成データシート:合成情報
  • プライマー・プローブ情報(ご発注後、オンラインにて開示)

価格・詳細はこちらからご確認ください。

<ご利用にあたって>

  • 本サービスは、発現解析向けのプローブ法リアルタイムPCRを目的としたサービスです。
  • 対象遺伝子や配列によっては、プライマー・プローブの設計候補をご案内できない場合があります。そのような場合には、カスタム設計に対応したリアルタイムPCR用プライマー・プローブ合成(TaKaRa qPCR Probe)をご検討ください。

インターカレーター法とプローブ法、どう使い分ける?

多数のターゲットを効率よく解析したい場合は、インターカレーター法が便利です。
一方で、融解曲線に不安がある場合や、類似配列を持つ遺伝子を区別したい場合、重要なターゲットをより慎重に確認したい場合には、プローブ法が選択肢になります。


使い分けの目安

インターカレーター法プローブ法
多数の遺伝子をスクリーニングしたい融解曲線に複数ピークが見られる遺伝子を解析したい
コストを抑えて解析したい高い相同性を持つ遺伝子同士を区別して解析したい
融解曲線が単一ピークで、特異性に大きな不安がない重要なターゲットだけ慎重に確認したい
まずは発現変動の有無を確認したい発現差が小さく、より特異性を重視したい

※発現量を比較する場合は、同一の測定系で評価することをおすすめします。

関連製品のご紹介

新たにプローブ法qPCRを始める方には、Probe qPCR Mix MultiPlus がおすすめです。
サンプルにPCR阻害物質が含まれる懸念がある場合は、PCR阻害物質に対する抵抗性が高いProbe qPCR Mixをお試しください。
プローブ法qPCR試薬とPRTSS for プローブを組み合わせることで、測定系の構築をスムーズに進められます。

TaKaRa Code製品コード製品名容量
RR393ARR393AProbe qPCR Mix MultiPlus400回(25 μl反応系)
RR391ARR391AProbe qPCR Mix200回(50 μl反応系)
RR392ARR392AProbe qPCR Mix, with UNG200回(50 μl反応系)

※価格/詳細は製品ページにてご確認ください。


関連qPCR試薬のサンプル品はこちらから

最後に

インターカレーター法は、手軽で効率的な発現解析手法です。
一方で、測定結果の解釈に不安がある場合や、より慎重な確認が必要なターゲットでは、プローブ法が有効な選択肢となる場合があります。
PRTSS for プローブは、そのようなターゲットをプローブ法で確認したい場合に活用できるプライマー・プローブ設計・合成サービスです。
インターカレーター法で測定しにくいターゲットの確認に、ぜひお役立てください。



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