2020年9月30日 更新

知って得する実験のコツ <その2> インターカレーター法によるリアルタイムPCR試薬の選び方は?

タカラバイオでは汎用製品から他にはないユニークな製品など、数多くの製品を取り扱っています。
さらに、皆さまの研究にお役にたつ製品と実験のコツをご紹介しています。今回はリアルタイムPCRに関する製品をご紹介します。

リアルタイムPCR法とは、PCRによるDNA増幅をリアルタイムでモニターし鋳型DNA量を解析する方法であり、電気泳動が不要なため迅速性と定量性に優れています。リアルタイムPCRのインターカレーター法のためのキットが複数あり、「自分の実験にどれを選んでいいのかわからない。」という質問が多く寄せられます。PCRの増幅効率と特異的増幅は一般的に反比例する傾向があり、どちらかに偏ったキットではリアルタイムPCRの成功率が下がります。増幅効率重視に偏ったキットでは、増幅がより早く検出できる(Ct値が小さい)ため、一見良いと思われがちですが、非特異的な増幅が起こりやすくなります。特異性重視に偏ったキットでは、逆に増幅効率が低くなる場合があります。

タカラバイオでは、増幅効率と特異性のバランスが適切でリアルタイムPCRの成功率が高いTB Green Premix Ex Taq II (Tli RNaseH Plus) (製品コード RR820A)を販売していますので、まずはこのキットでお試しください。
その他、PCR増幅長が長かったり、増幅しにくい場合は、増幅効率を重視した TB Green Premix Ex Taq  (Tli RNaseH Plus) (製品コード RR420A)、手ごわいプライマーダイマーや非特異的増幅が解消しない場合は、特異性を重視したTB Green Premix DimerEraser (Perfect Real Time) (製品コード  RR091A)など使いわけいただくことでさらにさまざまなケースに対応可能です。

TB Green Premixシリーズの使い分けについて

リアルタイムPCR用プライマー合成(インターカレーター法)
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